「さくらん」

土曜日、映画「さくらん」を観にいった。

土屋アンナのロックでキュートな花魁がかっこよかった。
湯婆婆みたいな夏木マリもかっこよかった。


色使いが素晴らしい。
小道具とかちょっとした背景、風景のひとつひとつが手をぬかずに美しい。

そいでもって、花魁だって、中身はフツーの女のコだったんだぜ、みたいな感じがよい。

原作 安野モヨコ  
監督 蜷川実花  
音楽 椎名林檎

見事なコラボレーションだった。
特に蜷川実花ちゃんの写真が好きな人はきっと楽しめるはず。



帰りには、一緒に行った友達と新宿御苑を散歩。
野原の真ん中に座ってケーキをほおばった。

青い空にぽっかり白い月眺めながら。

さいこう。




桜と梅が咲いてたのでパチリ。

Photo_8  Ume

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「不都合な真実」

友人に聞いてから観たいと思ってた映画。

行って来ました。

アル・ゴア元アメリカ副大統領の地球温暖化問題に関する
講演活動を追いかけたドキュメンタリー


観た方がいいですよ。


検索すると公式HPとかブログでいろんな情報を得ることができますが、映画館に足を運んだほうが早いかも。


内容は観てもらうとして。
そして、自分でいろいろ考えて行動しましょう。


暖冬だし、スノー業界は雪不足で商売あがったりだし、先日は春一番が吹いたらしいし、

なんかおかしいじゃん、の現実。 


認めたら色々困るから見ないようにしてきた不都合な真実をちゃんと見られます。


内容以外の感想。

ゴアの地道な活動とプレゼン能力、すごいです。

これ見て単純にゴアさん支持したくなっちゃうもの。
(マインドコントロール? 思うツボなの? と ちょっと疑心暗鬼に陥る)


アメリカの大統領が誰になるかによって世の中って全く違うものになるんだろうなぁ、としみじみ。

オバマさん、ヒラリーさん、そしてルーディジュリアーニさんと。

興味しんしん。


タイトル、林真理子の「不機嫌な果実」と混同しがち。

石原真理子のあの本とも混同しがち。

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「夏物語」

最近マイブームなイ・ビョンホン主演の「夏物語」を観ました。

朝イチの回にも関わらず、長蛇の列。おばちゃんたちに混じって、並んできました。

ビョンホンファンにはたまらない作品です。

そして理由はないけど泣くのが好きな人、メロドラマ好きにもおすすめです。

切ない泣かせる話ですから。

一緒に行ったコリアンガールは、切なさをあらわすエピソードが韓国ではよく使われるエピソードなので、「またコレ!」という感じで、納得いかないようでした。

泣かせよう、泣かせようとする意図がミエミエとのこと。

それが冷静な判断なのかもしれませんが、

イ・ビョンホンファンで、「時代のうねりによって引き裂かれる愛」とか「切ない恋物語」が大好きな私は涙しながら、「もう一度観たい」と思ってしまいました。

先日観た、「愛の流刑地」とはいろんな意味で対極にある作品。

私はこの「夏物語」の方が好きです。

ひと昔まえのほうが、障害というか縛りのようなものがあって、それが生きることに大きな意味を与えていた気がします。

今は、いいのか悪いのか自由すぎて・・・。

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「愛の流刑地」

平井堅の歌声に誘われて(?)、先日、「愛の流刑地」を観ました。

あやうく作家渡辺淳一ワールドに染まりそうになりました。

文学的に見れば、
激しい情熱に燃えた二人の愛を法廷で裁く、という違和感はよくわかるし

情愛の果てにたどり着く男女の愛に全く憧れない、といったら嘘になる。

でも!!

残された男性の最後の充足感? 満足感? みたいな「自惚れ」「自己陶酔」がむかつく!

何それ?

自分が導いた末に女性が満足してたって本当に思ってるの?

そして、幸せのまま死んだ、と本当に思ってるの?

シアワセねー、そう思えたら。

男性の視点からしか描いてないから、男性の都合のいいように解釈されてる気がする。

そもそも、渡辺淳一さんの「女性は男性の導きによって開花する」的な考え方が好きではないので、仕方がないなぁ・・・。

映画を観て、勘違いしたおじさんが増えたらやだなぁ、って思う。

この話が成り立つ前提は、

男性が豊川悦司だから。
男性の職業が作家(表現者)だから。
男性の住んでいるところが千駄ヶ谷の素敵なマンションだから。
男性には美人な妻とこれまた美人で心優しい娘がいるから。
かつては売れた作家だけれど、今はいまいちパッとしないという憂いがあるから。

などと、多々。

お腹が出てハゲたおじさんや、35年ローンで建てた自宅で冷たい妻と生意気な娘にいじめられながら生活しているおじさんはご遠慮ください。
ついでにチョイ悪オヤジにも、似つかわしくありません。

この映画の素晴らしいところは、トヨエツと寺島しのぶの演技!!

役者魂、感じます。

ただハセキョーはちょっと・・・

阿藤快は、たぶん、ひとことも、声、発してない・・・

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ゲド戦記

最初ちょっと意識を失いましたが(=寝た)、結構すきな方だったと思う。

♪こーころを何ににたとえよう~ っていうあの歌の場面で、どこからともなくおっさんの一緒に歌う声が聴こえてきて、ちょっと興ざめ。

ジブリ作品の好きなところは、いつも女の子が強くって頑張っていて、ちゃんと戦うところ。(実際の「戦い」じゃないにしても。)今回もそれは決して裏切られることなく、満足です。
とはいえ私のジブリベスト3には入らないです。

小学生以下の子供たちにはちょっと難しいかも。

中学のときに、原作の本を数学の先生に貸してもらったことがあって、当時出版されてた3巻くらいまでを夢中で読んだのだけど、原作を知っていたほうがたぶんわかりやすいと思う。

久々に小説も読んでみた。ばなな。
ばななも久々。数年ぶり。 「ハゴロモ」

疲れていて癒されたい人がいたら、一読の価値アリ。
自分もしずかに再生できそうな気になってきます。

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プラハ!

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このコをどこかで見かけて、ひとめぼれ。

それから気になって気になって。

観たい思いをとめられず、レイトショーに行ってきました。

なぜならレイトショーしかやってないのです。

そんなわけで「プラハ!」

http://www.praha-movie.com/

もう、映像がたまらなく素敵です。

お洋服、これでもかってほど可愛い。

音楽も最高。

画面には色がいっぱい。 色彩感覚の素晴らしさにめまいすら覚えます。

妄想もいっぱい。昭和の少女漫画みたい。笑えます。

そんなメルヘン全開な世界、に、リアルな歴史的背景がちらりほらりと。

「プラハの春」と中学でも高校でもノートに書いた覚えはあるけどさー、みたいな。
またひとつここにお勉強の種が生まれたもよう。


スゥイートでラブリーなだけでなく、ほろ苦くせつない味。
好物でした。

サントラCDとパンフ、気がついたら買ってました。

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「かもめ食堂」

「かもめ食堂」 at シネスイッチ銀座

4月14日、金曜日のはなし。

立ち見と聞いて、お隣の座れる「寝ずの番」にしようかと一瞬迷ったが、やっぱりここは初志貫徹。

2時間、立って、観ました。立ち見の人、いっぱいでした。

小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ出演、 と聞いてその空気感が好きな人はこの映画もきっと好き。

ゆるいようでいて、時折キリリと厳しく。

かっこ悪いようでいて、実はかっこよく。

ユーモアにあふれていて、温かい。

そして、

ムーミンについてのプチ知識が2つくらい得られます。

ガッチャマンの歌も覚えられます。

久々に笑ってエンディングを迎えられた映画。

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「イノセントボイス」

中南米エルサルバドルの内戦下、小さな町に住む11歳の少年の話。
少し前のある夜、映画「イノセントボイス」をシネスイッチ銀座にて鑑賞した。

1972年生まれの俳優の実話。

戦争の規模も映画にかけるお金の規模も大きい「ミュンヘン」が淡々と語っていたのに対して、 こちらは、もっとセンチメンタル・・・というか、もう少しウェットな感じ。

それは突然の銃撃が日常の生活。
友達と遊んでいても銃撃よ?
授業をしていても銃撃、家族と夕食を囲んでいても銃撃。

夢も希望もいっぱい持っていていいはずの子供時代なのに、
徴兵される12歳の誕生日をおびえながら待たなくてはいけないなんて。
これじゃあ、ちいさな恋の行方だってわかったものじゃない。

少年チャドの屈託のない姿に惹かれるから、彼が銃を手にしたときは、思わずスクリーンから目を逸らしました。

それから、私も年齢が年齢なだけに、母親の気持ちを思うと・・・つらい。男の子はチョロチョロするし、いたずらっ子でこわいもの知らずだから、ほんと心配。

箱ティッシュが必要です。鼻水が出るからね。

パンフレット久々に買っちゃったけど、私に4歳年上のかつてのチャド少年、オスカートレスの文章が圧巻。


帰り道、まっすぐ家に帰る気はしなくて、スワンカフェにてごはん。(落ちた気持ちを戻さなきゃ、と思って)

スワンカフェの接客が前から好き。
健常者と身体障害者が同じようにテキパキ働いていて素晴らしい。

スパークリングワインとキッシュとタコのマリネとバゲットをいただく。シナモンアップルカプチーノで締め。

近くに座っていた品のあるおじさまの話がよかったので、盗み聞き。心にメモをする。

奇跡的に平和な時代の日本に生まれ育ったおひとりさまの平和な夜。

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「ミュンヘン」

映画「ミュンヘン」を観ました。

観てる間、ずっと辛い。胸が痛い。
左胸いたくて、気管支炎再発するかと思った。
こんなのは「ダンサーインザダーク」以来。

「血で血を洗う」とか、「憎しみの連鎖」 とかっていう言葉そのまんま。

でも、きっと観ないといけない映画。
知るために。
考えるために。


第二次大戦後、対日講和会議で当時のセイロン(現スリランカ)の大統領はブッダの言葉を引用した。

「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる
人は憎しみによっては憎しみを越えられない」

そう言って、日本に対しての賠償請求を放棄したという。

うすっぺらな中身のない愛だのポジティブシンキングは嫌いだけど、一国の大統領が対戦国に対してこう宣言できる強さを尊敬したい。

そんなことを思った。
           

       強くならないと。


観終わってもブルーは続き、気分の落ち込み激しく、仕方ないのでさっさと寝ました。

ちなみに、社会派映画を観た感想としてはとても不謹慎ですが、主役アヴナー役のエリックバナの70年代ファッション、とても素敵でした。

それから、私の大好きな国、マルタ共和国が主なロケ地だったので、マルタを思い出し、マルタが恋しくなりました。

マルタ! マルタ! マルタ!

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